2012年 10月 23日
ムエボク日記14 ムエカウ2 |
2・3R
相手は前回と同じようにミドルから強引に近距離に入ってくる。
入り方は単調なので、後から作戦を練ればなにか手があるだろうが
この時は軽くパニクっていて全く思いつかない・・・凡人
とりあえず、前蹴りで前進を止めてつつ、左右に回避。
又なるべく相手が前に出てこれなくなるように、こちらかも積極的に切り込む。
ジャブで距離を作ってから、狙いすましてストレートという組み立ては、
相手のキックで中断されやすいので、ワンツーを主体で素早くステップイン。
相手のパンチ防御は、がっちり頭を抱える感じではなく、片手を前に出して肩と腕で、
反対手は顔の側面というスタイル。
しかも微妙に片足上げて腹筋も締めてボディー対策もしている感じ。
リバーに強めに入れても即効性は無さそうな手ごたえ。
ただ何度か、この防御姿勢を取られて気がついた。
このスタイルは防御性能は高いが防御に特化した構えなので、攻撃への切替しが
そんなに早くない。
というか攻防が一体の形ではない。一旦、防御姿勢を解いてから攻撃する感じ
なのでボクシングの時程、カウンターを心配せずに攻める事が出来る。
その為、こちらが先手を取ってなるべくこの体勢を取らせてガードの合間から
パンチを滑り込ませていく。
また、相手の攻撃に転ずる瞬間の防御が開くタイミングも狙う。
ちょっとローなんかも交えながら、連打は一回に3~4発までで
深追いしない感じでリズミカルに打つ。
特にワンツーだけでなく、直接ストレートから入ったりしてかきまわし、打った後は
すぐバックステップしてサイドに動く事でなるべく相手の外側で死角へ移動していく。
スピーディーにパンチを打って離れることで、だいぶ出鼻のヒザカウンターが
無くなってきた。これは助かる。
ガード体勢の攻略は、簡単に空いている所にパンチが入らないので、
一旦ガードを崩しスペースを作ってねじ込んでいく。
相手の意識が上下に散るよう、ローやミドルも時々コンビの中に織り交ぜる。
時々、ストレートやフックが顔面を捉えるが紙一重でショルダーでブロックされたり
クリーンヒットはナカナカ許してくれない。
暫くこの展開。
パンチのピッチを上げた事でヒザが減ってきて、相手もパンチで応戦してくる。
が、結構モーションが大きいのでこちらも当らない。
(ヒジが有りだったら、こうはいかないのだろうが・・・)
ガード体勢では、ガードを維持したままローをパンチの打ち終わりに返してくる。
リズムを変えて相手のローを先に誘発させて
打ち終わりか、出始めにパンチを合わせる。誘発できない時はしっかりカットして
すぐ距離をとる。
どんどんピッチをあげてこの展開を進めていくうちに
相手は近距離でガードしながら、こちらのパンチ連打に、ちょっと下を向きつつ
積極的ローを打ってくる。
こちらもアッパーを使って押し返していく。かなり激しいペースの取り合い。
相手がガード体勢を解きつつ、打ち返してきた大ぶりのストレートに対し
内側からショートにストレートを突き刺すとコレがカウンターでジャストミート!
相手が「ぐっ」と言いつつ下がる。
が、崩れない。一層馬力を上げてヒザ→ロー→ミドルを振り回して追撃を
許してくれない。
ラウンドもいよいよ後半、要所要所でパンチに合わせて打ってくるヒザが結構キク。
また、パンチで前傾姿勢になった所に真下たからアゴめがけて突き上げてくる
ヒザもヒヤッとする。
ちょっとボディーが効いてペースが落ちてきたが、タイミングよくアッパーが炸裂。
相手が下がったところですかさず飛び込んで
左のボディ→右ボディー→左アッパー→右ボディー→右フック
とガードの越しに強引に打ち込んだところで、ゴング。
ふうううう。今日の3R目は久々にバイタリティーを削られる展開だった。
リングを降りる頃には、息が吸いにくい感じだ。
試合で采配をつけるなら、手数ではコチラが上、ダメージ点では相手が上。
プロのリングなら確実に相手の勝ちだろう。
相手から「手数が多いし、足をつかわれるのでやり難かった」と言われたが、
こっちはそんなもんじゃない。
ボディーは結構打たれ強い(内臓脂肪多め!)つもりだったが結構キイタ。
カウンターの突きヒザだけでなく、組んだ瞬間に放たれる腎臓付近への
回しヒザも地味にこたえた。
振返ってみて、自分が攻める展開だとペースを上げても、
そんなに息が上がらないのが不思議。
そういう意味では一応は、途中から上手くヒザを押さえ込んで攻略が
展開できたのが功をそうした。
もし息が上がった上にボディを効かされたら相当苦しい展開になった気がする。
それにしても、パンチをパコペコ打って手数稼いでも、
一発の重たいキックでダメージを取られるのは試合運びとしては大きな課題だ。
アマボクの手数重視の打ち方だからより一層そう感じるのかも。
現役時代だったら悩んだな。うん、でも今は現役じゃないから大丈夫(笑)
相手は前回と同じようにミドルから強引に近距離に入ってくる。
入り方は単調なので、後から作戦を練ればなにか手があるだろうが
この時は軽くパニクっていて全く思いつかない・・・凡人
とりあえず、前蹴りで前進を止めてつつ、左右に回避。
又なるべく相手が前に出てこれなくなるように、こちらかも積極的に切り込む。
ジャブで距離を作ってから、狙いすましてストレートという組み立ては、
相手のキックで中断されやすいので、ワンツーを主体で素早くステップイン。
相手のパンチ防御は、がっちり頭を抱える感じではなく、片手を前に出して肩と腕で、
反対手は顔の側面というスタイル。
しかも微妙に片足上げて腹筋も締めてボディー対策もしている感じ。
リバーに強めに入れても即効性は無さそうな手ごたえ。
ただ何度か、この防御姿勢を取られて気がついた。
このスタイルは防御性能は高いが防御に特化した構えなので、攻撃への切替しが
そんなに早くない。
というか攻防が一体の形ではない。一旦、防御姿勢を解いてから攻撃する感じ
なのでボクシングの時程、カウンターを心配せずに攻める事が出来る。
その為、こちらが先手を取ってなるべくこの体勢を取らせてガードの合間から
パンチを滑り込ませていく。
また、相手の攻撃に転ずる瞬間の防御が開くタイミングも狙う。
ちょっとローなんかも交えながら、連打は一回に3~4発までで
深追いしない感じでリズミカルに打つ。
特にワンツーだけでなく、直接ストレートから入ったりしてかきまわし、打った後は
すぐバックステップしてサイドに動く事でなるべく相手の外側で死角へ移動していく。
スピーディーにパンチを打って離れることで、だいぶ出鼻のヒザカウンターが
無くなってきた。これは助かる。
ガード体勢の攻略は、簡単に空いている所にパンチが入らないので、
一旦ガードを崩しスペースを作ってねじ込んでいく。
相手の意識が上下に散るよう、ローやミドルも時々コンビの中に織り交ぜる。
時々、ストレートやフックが顔面を捉えるが紙一重でショルダーでブロックされたり
クリーンヒットはナカナカ許してくれない。
暫くこの展開。
パンチのピッチを上げた事でヒザが減ってきて、相手もパンチで応戦してくる。
が、結構モーションが大きいのでこちらも当らない。
(ヒジが有りだったら、こうはいかないのだろうが・・・)
ガード体勢では、ガードを維持したままローをパンチの打ち終わりに返してくる。
リズムを変えて相手のローを先に誘発させて
打ち終わりか、出始めにパンチを合わせる。誘発できない時はしっかりカットして
すぐ距離をとる。
どんどんピッチをあげてこの展開を進めていくうちに
相手は近距離でガードしながら、こちらのパンチ連打に、ちょっと下を向きつつ
積極的ローを打ってくる。
こちらもアッパーを使って押し返していく。かなり激しいペースの取り合い。
相手がガード体勢を解きつつ、打ち返してきた大ぶりのストレートに対し
内側からショートにストレートを突き刺すとコレがカウンターでジャストミート!
相手が「ぐっ」と言いつつ下がる。
が、崩れない。一層馬力を上げてヒザ→ロー→ミドルを振り回して追撃を
許してくれない。
ラウンドもいよいよ後半、要所要所でパンチに合わせて打ってくるヒザが結構キク。
また、パンチで前傾姿勢になった所に真下たからアゴめがけて突き上げてくる
ヒザもヒヤッとする。
ちょっとボディーが効いてペースが落ちてきたが、タイミングよくアッパーが炸裂。
相手が下がったところですかさず飛び込んで
左のボディ→右ボディー→左アッパー→右ボディー→右フック
とガードの越しに強引に打ち込んだところで、ゴング。
ふうううう。今日の3R目は久々にバイタリティーを削られる展開だった。
リングを降りる頃には、息が吸いにくい感じだ。
試合で采配をつけるなら、手数ではコチラが上、ダメージ点では相手が上。
プロのリングなら確実に相手の勝ちだろう。
相手から「手数が多いし、足をつかわれるのでやり難かった」と言われたが、
こっちはそんなもんじゃない。
ボディーは結構打たれ強い(内臓脂肪多め!)つもりだったが結構キイタ。
カウンターの突きヒザだけでなく、組んだ瞬間に放たれる腎臓付近への
回しヒザも地味にこたえた。
振返ってみて、自分が攻める展開だとペースを上げても、
そんなに息が上がらないのが不思議。
そういう意味では一応は、途中から上手くヒザを押さえ込んで攻略が
展開できたのが功をそうした。
もし息が上がった上にボディを効かされたら相当苦しい展開になった気がする。
それにしても、パンチをパコペコ打って手数稼いでも、
一発の重たいキックでダメージを取られるのは試合運びとしては大きな課題だ。
アマボクの手数重視の打ち方だからより一層そう感じるのかも。
現役時代だったら悩んだな。うん、でも今は現役じゃないから大丈夫(笑)
by masatetu_box
| 2012-10-23 20:34
| 格闘技